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“伝えることば”の考究記

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資料や企画書で相手に情報を「伝える」ために紡ぐ、文字組み・色・写真・レイアウトといった多種多様な「ことば」。 科学コミュニケーター/デザイナーの山内俊幸さんと一緒に、ことばを1…
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コーポレートカラーをどう活かす?決まった色でレイアウトする〈“伝えることば”の考究記〉

色を活かしてビジュアルをつくるのって、悩みがちですよね。 伝わるものをつくろう!と頑張りはじめた人にとって、一番悩みの種になりやすいのが、色の使い方。ビジュアルの華やかさを担う要でありながら、文化的な意味合いや視覚的な機能性もある……と、レイアウトにおいて非常に重要な役割を担うのはご存知の通りです。 ただ、理想像はぼんやりとイメージできていても、それを表現するのがなかなか難しい。ましてや、会社や組織のブランド色(コーポレートカラー)を活かすように!と制限されると余計混乱し

「伝わる」デザインってなんだろう?〈“伝えることば”の考究記〉

どんなお仕事でも、「伝わる」ものをつくるのって難しいですよね。 はじめまして! 科学コミュニケーター/デザイナーとして活動している、山内と申します! ぜひ気軽に“じーにょ”とお呼びください! 皆さんは、資料や企画書、デザイン物などを制作するとき、どのような工夫をされていますか?内容を作り込む、ライティングをがんばる、ビジュアルを整える、効率を重視する……さまざまなこだわりで取り組まれていると思うのですが、最終目標はみんな変わらないはず。 それは、相手へ的確に情報を「伝え